木材をまっすぐ切りたいけどできない、、、
そんな悩みを抱えていませんか?
テクニックの知識は探せば得る事ができますが、なかなか一朝一夕でできるものではありません。
ですが安心してください!
初心者のあなたでも、簡単に木材をまっすぐに切る方法はあります!
この記事は、こんな方の参考になる内容になっています。
- のこぎりで木材をまっすぐ切りたい!
- 簡単な方法でまっすぐ切りたい!
- 初心者でも作品をきれいに仕上げたい!
- 大きな音が出せないので丸ノコなど電動工具が使えない!
この記事でご紹介する方法を使えば、初心者でも簡単に木材をまっすぐに切ることができるようになります!
木材をまっすぐ切る事ができれば、作品の仕上がりが格段と良くなります!
木材をまっすぐ切る方法5選!
では早速、木材をまっすぐ切る方法5選をご紹介していきます。
ここでは、のこぎりを使って切る方法に絞って選んでいます。
私の感じた良い点、悪い点も載せておきますので参考にしてみてください。
では、紹介していきましょう!
ソーガイドを使用する
「ソーガイド」という道具を使います。
商品名でもあり、通称でもあります。
今回ご紹介するのは、「ソーガイド・エフ 鋸セット」と「ソーガイド・ベスト鋸セット」です。
これを使えば、テクニック不要で簡単に木材を高精度でまっすぐ切ることができます!
この商品は角度もつけられるため、45度などの「角度切り」や、
斜めに倒しての「斜め切り」も可能です。
もちろん、どちらも高精度な切り口になります。
使い方は、ソーガイドを固定し、写真のように丸いガイド部分にのこぎりの刃の部分の上側をはめ込んで挽くだけです。
ソーガイド・エフ 鋸セット
私はこの商品の、直角のみ切れるタイプを使っています。
昔はガイド単体も売っていましたが、今はのこぎりも入ったセットのみの販売です。
2022年4月現在、この型番は廃盤となってしまっているようです。
現時点ではまだ購入できるお店もあるみたいですね。(2022年4月現在)
新しい製品はこちら。
ソーガイド・ベスト鋸セット
よりコンパクトになりましたね!
ただ、直角切りと45度切りのみ対応で、斜め切りはできないようです。
ソーガイドの良い点、悪い点はこちら
- コツもいらず、誰でも簡単にまっすぐ切れる
- 比較的コンパクトで収納に困らない
- 幅広の木材も切れる
- 高精度
- 高価
- 位置合わせするのに少し手間
- のこぎりの種類があまり選べない(専用のこぎり使用を推奨)
直角切り治具を使用する(自作必要)
次にご紹介するのは、直角切り治具を使用する方法です。
これは、自分で治具を作成しなければなりませんので、その手間は必要になります。
ただ、直角が出せる定規などがあれば治具を作るのは簡単ですので、充分選択肢になります。
治具をケガキ線(切りたい部分に引いた線)に当て、のこぎりの刃をマグネットシートに当てながら挽きます。
磁石の力で鋸刃がフラフラするのを防ぐことで、木材をまっすぐに切ることができます。
ただ、あさりの付いたのこぎりだと、治具を削ってしまい切り口がずれてしまうので、
切り始めはあさりの無い物を使うなどの工夫がいります。
それに、力を入れすぎると磁石から外れてしまいガイドされずに斜めに切れてしまします。
上手に使うには少しコツが必要です。
また、両刃のこぎりは使えません。(縦切りの場合)
- 安価(手持ちの端材利用ならタダ)
- 使い方が簡単
- 治具を作る手間がかかる(最初のみ)
- まっすぐ切るのには少しコツがいる
- 縦切りで両刃は使えない
- 直角しか切れない(角度ごとに治具を作らなければいけない)
マイターボックスを使用する(2×4用)
次にご紹介するのはマイターボックスです。
これは、切れ目の入った樹脂製のコの字型ケースです。
マイターボックスに切る木材を置き、切れ目にのこぎりの刃を入れて木材を切るという使い方をします。
2×4用と書いてあったりしますが、その他のサイズでも使用できます。
マイターボックスに木材を入れてのこぎりを挽くだけなのでこれも手軽ですね。
90度、45度はもちろん、その他の角度も切れる切れ目がついていて精度もしっかり出ます。
ただ、のこぎりの刃で切れ目を削ってしまうので、使うにつれ精度は落ちていきます。
消耗品といった感覚で使うのがいいですね。
また、切れ目が少し広いので少し刃がブレやすいので精度を出すには少しコツがいります。
価格は1,000円しないくらいです。(2022年4月現在 筆者調べ)
- 比較的安価
- 使い方が簡単
- 45度、その他角度でも使える(角度は決まっている)
- 使うたびに精度が落ちる
- 木材が動きやすいので注意が必要
- 決まった角度しか使えない
- 精度を出すにはコツが必要
100均ののこぎりガイドを使用する
100均にも、のこぎりガイドが売っています。
私はダイソーののこぎりガイドを持っています。
100均とは言え、ちゃんと使えます。(当たり前ですね)
原理と使い方は、直角切り治具と同じです。
切りたい線に磁石の付いた面を合わせ、のこぎりの刃を磁石に沿わせながら挽きます。
更に、ダイソーののこぎりガイドは角度調整ができるようになっています。
なので、45度やその他角度で木材を切る事も可能です。
100円とは思えない高機能!
コンパクトで収納にも困りません。
ただ、コンパクトゆえガイド性能はやや他より劣ります。
- 安価
- コンパクトで収納に困らない
- 使い方が簡単
- 小さすぎて使いにくい事も(人によりますが)
- 力が入るとすぐにずれる
- まっすぐ切るにはコツがいる
- 精度はイマイチ(角度合わせが難しい)
木工用角度切鋸を使う(SK-11 SMS-350)
最後は、木工用角度切鋸です。
読んで字の如くですが、角度切りができるのこぎりです。
もちろん、直角も切れます。
これは、決めた角度で固定されるので、ただ挽くだけで高精度に切る事ができます。
写真ではわかりにくいですが、どちらかというと小さな木専用といった感じです。
そのまま置いて使用すると、切っている最中に本体ごと動いてしまいます。
本体をしっかり作業台などに固定して使用し他方が使いやすいです。
価格は5,500円~といった感じです。(2022年4月現在 筆者調べ)
- コツもいらず、誰でも簡単にまっすぐ切れる
- 直角以外も色々な角度で使える
- 高精度
- 高価
- 場所を取る
- 大きな木は切れない
- のこぎりの種類が選べない(専用の刃のみ)
オススメの方法はどれ?
ここまで木材をまっすぐ切る方法5選をご紹介しましたが、
結局どれを選んだらいいの?
と、なかなか決められないですよね。
私がお勧めする方法は、「ソーガイドを使用する」方法です。
商品名で言えば、「ソーガイド・ベスト鋸セット」です。
旧型の「ソーガイド・エフ 鋸セット」の方がお勧めしたいですが廃盤なので。
おすすめする理由はこちらです。
- 簡単!(コツやテクニック不要)
- 高精度で木材をまっすぐに切れる!
- 幅広の木材にも使える!
簡単に高精度が出せる事は初心者の方にとっては非常にありがたい事です。
そして、他の方法にはない、幅広の木材にも使用できます。
どんな木材でも高精度にまっすぐ切れるのは用途の幅も広くなり重宝する事間違いなしです。
更に旧型のソーガイド・エフ 鋸セットは斜め切りまでできちゃいます!
性能は言う事なしですね!
気になるのは価格の面ですが、
こちらは確かに高価ではあるのですが、のこぎりもセットになっており、
実はお得なのです。
付属ののこぎりは単体で買おうとすると、
ライフソー9寸目265
ライフソー木工175
実売価格では、安い組み合わせで合わせて2,000円程です。(2022年4月現在 筆者調べ)
セットの価格はこちら
ソーガイド・ベスト鋸セット
標準価格は高く感じますが、
こちらの実売価格は5,000円程です。(2022年4月現在 筆者調べ)
つまり、のこぎりの価格を引いたソーガイド自体の価格は、
約3,000円程と言う事になります。
この価格をどう感じるのかはそれぞれ違うと思いますが、、、
私はその価値は十分にあると思います。
まとめ
いかがでしたか?
木材をまっすぐ切る方法5選!、オススメの方法はどれ?
2つの内容についてご紹介しました。
木材をまっすぐに切る方法は色々ありますが、
どれも一長一短な部分はありますね。
あなたの目的に合う方法で実践してみてください。
あまりお金をかけたくない方は、
安価な方法から試すのもいいですね!
あなたも今回ご紹介した方法を使い、
木材をまっすぐ切って作品の完成度を今よりワンランクアップさせてみませんか?
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