100均のダイソーで「のこぎりガイド」を買ったんだけど、まっすぐ切れない!
そんな経験ありませんか?
ネットの情報では高評価なのに、上手に使えないのは自分だけ?才能ないの?
そう悩んでいませんか?
私もこの商品を買いましたが、初めはまっすぐに切る事ができませんでした。
100均商品だとは言え、せっかく買ったのに使えないでは残念ですよね。
ですが安心してください。対策はあります。
この記事は、こんな事が分かる内容になっています。
- ダイソーのノコギリガイドって何?
- まっすぐ切れない原因
- まっすぐ切るための対策
- 初心者では難しい3つの理由
ダイソーのノコギリガイドって何?
まず、簡単に商品のご紹介をします。
今回検証したノコギリガイドはこちら。
- のこぎりガイド
商品番号:4582281738170
メーカー:ダイソー
読んで字の如くなのですが、のこぎりをガイド(案内)するための道具です。
この商品は折りたたんだ状態で販売されています。
広げてみましょう
星形になってる部分(角度調整部分)ではめ合いになっています。
そこで分解してお好みの角度に設定して使います。
使用方法は、写真のように磁石がついているパーツ(ガイド部とします)を、切りたい線(ケガキ線)に合わせ、
磁石部分にのこぎりの刃を当て、木材を切っていきます。
では、90度で切ってみましょう。
ダイソーのノコギリガイドでまっすぐ切れない原因
結構いい感じかなと思いましたが、、、
全然まっすぐ切れていませんね。
あ、切っている木が変わっているのは気にしないでください。(笑)
確かに私は職人ではありませんのでプロの技術はありませんが、
せっかくガイドを使うのだから、下手でもちゃんとまっすぐ切りたい!そう思うのです。
ん~なぜでしょうか?
私が見つけたまっすぐ切れない原因はこちら
のこぎりの刃がブレる
まず使ってみて思ったのが、肝心のガイド部(磁石の付いた部分)が挽くたびにしなるように動く事です。
そんなに力を入れずに挽いても動いてしまうので、刃の向かう先が左右にブレてしまい安定して切れません。
磁力が弱い
これもブレるに繋がりますが、
ガイド部には磁石が2つ付いていますが、この2点でしかのこぎりの刃を引っ付けられないため、
少し左右に力が加わるだけで磁石からのこぎりの刃が離れてしまします。
そうなると、刃先がブレてしましますね。
精度に個体差がある
最後は、精度の個体差です。
これは、私の仮説でしかありませんが、確かにあると思います。
こちらを見てください。
私の買った物なのですが、作業台(接地面)に対して直角になっていませんね。。。
まあこれがまっすぐ切れない最大の理由ですね。
ここで精度出ていないのは致命的です。。。
しかし、高評価の方もいるという事は、ちゃんと精度の出ている個体もあるという事です。
精度の出ている方が多いかもしれませんので
私はたまたま運が悪かったという事かもしれません。
ノコギリガイドでまっすぐ切るための対策
まっすぐ切れない理由は分かりましたが、何とか対策できないものか?
という事で、原因1つ1つを対策してみました。
対策方法はこちら
力を抜いてそーっと挽く
まず、「刃がブレる」の対策です。
なんじゃそりゃ!と思ったらすみません。
これはのこぎりを挽く基本の事ですので当たり前ではありますが、
初心者ではまだ感覚が養えていないはず。
のこぎりは刃を引くときに切れる物なのです。
始めはのこぎりの自重だけで、押す時も引くときもあまり力を入れません。
ある程度切れ目が入ったら、刃を押す時は力を抜き、引いてくるときにに力を入れて挽きます。
普段より、慎重に、そーっと挽くように気をつければだいぶブレは抑えられます。
マグネットシートを貼る
続いて「磁力が弱い」の対策です。
これは、100均でも売っているマグネットシートをガイド部全体に貼り付けるだけです。
ガイド部全体で磁力が効けば、刃が離れてしまう可能性は減りますよね。
単純に磁石を強力にするだけでいいかと思いがちですが、
磁力が強すぎると、のこぎりを挽く動きに凄い抵抗になってしまいますので、
かえって使いにくくなるだけです。
弱めの磁力でガイド部全体に効かせるのがポイントになります。
ちなみに、使ったマグネットシートはこちら。
- 粘着付きマグネットシート
商品番号:4984343878372
メーカー:ダイソー
力強くガイドを押さえる
「精度に個体差がある」の対策です。
これは、私の買った物だけの対策になってしまうかもしれません。
ですが、これで私はまっすぐ切れましたのでご紹介しておきます。
私の買った物は、それぞれ単体では直角は出ていました。
しかし、組み合わせると歪んでしまうような感じで直角になりません。
どうしたものかと、色々試してみたところ、
本体部とガイド部の接合部付近を強く押し付ける事で直角が出る事に気が付きました。
しかし、これは結構な力で押し付けなければなりません。
押し付けながら挽かなければなりません。
つまり、押し付け力の維持と挽く時の注意を同時にやらなければなりません。
これはなかなか大変です。
しかしながら、この方法で90度は高精度が出せるようになりました。
45度も切ってみました。
うん、いい感じで高精度が出ています!
ですが、90度の時以上にしっかり押し付けが必要で、
切った後は抑えていた手にくっきり跡が出てしまうほどでした。
切るの大変…
初心者では難しい3つの理由
ここまで原因と対策について解説しました。
もうお気づきかもしれませんが、対策しても簡単とは言えませんね。
下記に、初心者では難しい理由をまとめました。
- のこぎりのブレを抑える技術がいる
- 製品の精度にバラツキがある
- 精度を出す対策には知識と経験がいる
すぐに誰でも簡単にできる対策はマグネットシートを貼る事だけですもんね。
力を抜いて上手く挽くのには集中力と少しの技術が必要です。
製品のバラツキは、運としか言いようありませんしね…
この事から、私は初心者には簡単に使いこなすのは難しいのかなと感じました。
まとめ
いかがでしたか?
ダイソーのノコギリガイドについて検証してみました。
100均のノコギリガイドは安くてコンパクトで良いのですが、
私のようにハズレを引いてしまったら精度を出すにはある程度の知識と経験がいる事がわかりましたね。
誰でも簡単に使えるとは私からはちょっと言えません。
値段を取るか、楽を取るか
初心者のあなたには、私は後者をお勧めします。
その反面、ある程度の経験と知識があれば、上手く使いこなすことは可能なものだと思います。
こうやって試行錯誤してみるのも楽しいものです。
運試しと修行と思って買ってみるのもいいかもしれませんね。
他にまっすぐ切る方法は、こちらの記事で紹介しています。
ぜひ読んで参考にしてみてください。
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