ガラス製のドリンクサーバー。
おしゃれですよね!
「ドリンクディスペンサー」や「ウォーターサーバー」「ジャグ」なんて呼ばれたりもしますね。
手に入れたいけど、買うにはちょっと高いなぁ…と、買うのに躊躇して悩んでいませんか?
実は、ダイソーの3アイテムを使って自作すれば、売ってるものより安く手に入れられます!
この記事は、
- 安く手に入れたい!
- 自作してみたい!
そんな方にぜひ読んでいただきたい内容になっています。
私は自作したドリンクサーバーにウイスキーを入れてバー気分を楽しんでいます。
レモンウォーターや、ハーブティーなどを入れてもいいですよね!
ドリンクサーバーを自作して、ご自宅でお洒落なカフェやバーの気分を味わいましょう!
ダイソー3アイテム(材料)と道具の紹介
まずは使う材料の紹介をします。
私が使ったダイソーアイテムは以下の3つです。
材料
- ガラス果実酒瓶(レバー式、3L) 300円(税込330円)
- コック付ポリ容器 3.8L 300円(税込330円) ※コックが他で安く手に入る場合は不要
- ラッカースプレー ブラック 100円(税込110円) ※色を変えない場合は不要
合計金額・・・700円(税込み770円)
コック付きポリ容器は、付属のコックのみ使用します。
ポリ容器は使用しないので勿体ない気はしますが、
小物入れ等に利用すれば無駄にはなりませんね。
私は、個包装されているお菓子の入れ物として利用していますよ。
使った道具はこちらです。
道具
- 電動ドリル
- 軸付砥石 砲弾型
- タオル、雑巾など※
- 水(水差し容器でも、水道蛇口からホースで直でもOK)※
軸付き砥石はダイソーで以下の商品名で売っています。(2022年3月現在)
電動ドリル軸付砥石 砲弾型・円筒型セット 100円(税込110円)
私はこれの砲弾型を使って穴あけしました。(結構大変でしたが。。。)
材料、道具は以上です。
はい、そうなんです。
これだけで自作は可能です!
※補足
①タオルは、ガラス容器に穴あけ加工する際に、容器が割れないように置く緩衝材として使います。
使用後に捨てても支障のない物を用意しましょう。
②水は、穴あけ加工する際に加工部分を冷やすのに使います。
水差しができる容器に入れるのが使いやすいですが、
水道の蛇口からホースで直接つないで使ってもいいと思います。
私は、アイボン(目を洗浄するやつ)の容器を利用しました。
ドリンクサーバーを自作する手順
さて、ここからは私が実際に自作した手順について解説していきます。
準備
まずは、加工するための準備です。
ガラス容器の蓋を外しておきます。
加工する際に邪魔になるのと、割れ防止のために蓋は外しておきます。
外し方は簡単です。
写真のように、蓋の金具をつまんで蓋と容器の連結部を外します。
そして、残っているリング状の金具を抜き取れば金具は容器からすべて取り外せます。
準備は以上です。
コックを取り付ける位置を決める
準備ができたら、ガラス容器にコックを取り付ける場所を決めます。
なるべくギリギリ下にしたいところですが、
ギリギリでは、容器を床に置いたときにコックが床面についてしまうので、
床面に容器を置いて、コックを実際に容器に当ててみて高さを決めます。
位置を決めたら、コックの穴の中心にしたい場所に、マジックで印を付けます。
ちなみに、私はギリギリを狙って床面とコックが”ツライチ”になってしまいました。。。
まあ、台に乗せて使用するのでいいのですけどね。
ガラス容器に穴をあける
位置を決めたら早速穴をあけていきます。
タオルの上にガラス容器を置き、穴あけ部分に水をかけながら、
軸付き砥石 砲弾型を取り付けた電動ドリルで穴をあけます。
穴をあける前に、コックの差し込み部分の直径を測っておきましょう!
このダイソーのコックは、直径15㎜でした。
測った大きさを目指してあけていきましょう!
ここが一番難しく、時間もかかるので、
容器を割らないように、慎重に根気よく作業しましょう。
穴をあける際のポイントは4つ。
- 水をかけながら、加工部分が高温にならないように
- 力を入れすぎない
- 回転数をなるべく一定に保つ
- 穴の大きさはギリギリにする
※ガラス用のドリルやダイヤモンドコアといった、専用のドリル先端工具は売っていますが、
それを買うと高額になり自作のメリットがなくなるのでここでは使用しません。
持っている方は、惜しみなく使用しましょう。
水をかけながら、加工部分が高温にならないように
砥石とガラス容器の摩擦で穴をあけていきますので、接触部分が熱くなります。
ガラスは熱が上がると割れやすくなり、ひび割れや欠けてしまいます。
必ず水を差しながら穴あけしましょう。
水は一度だけではなく、マメに何度も差してガラスの温度が上がらないように注意しましょう。
力を入れすぎない
早く穴をあけようと力を入れすぎると割れてしまいます。
感覚的なものではありますが、電動ドリルを押し込みすぎないよう注意します。
回転数をなるべく一定に保つ
速度が変化すると、軸先がブレやすくなります。
早すぎてもドリルが暴れて割ってしまう原因になりますし、
遅すぎれば一向に穴はあいていきませんね。
ある程度のスピードで、そ~っと当てて、じわじわ穴をあけていくイメージです。
穴の大きさはギリギリにする
ドレンコックを締め付けるナットやパッキンは穴に対して結構ギリギリの大きさです。
穴が大きいと取り付けられなかったり、隙間から漏れる原因になります。
穴に当てて大きさを確認しながら作業しましょう。
無事に穴があきました。
ちょっとセンターからズレてしまいましたね。。。
コックを塗装する
無事に穴があいたら、もう完成したも同然です。
この工程はコックの色を変えたい場合のみ実施すればいいです。
私はこの鮮やかなブルーがちょっと安っぽく感じ、(失礼)
黒色に塗装してシック?な感じにしました。
注)コックの内側に塗料が入らないように注意!(マスキングテープ等で養生しましょう)
コックを取り付ける
塗装が乾いたら、コックを取り付けます。
組み立てる直前にはアルコール等で消毒しましょう。
パッキンを入れるのを忘れないように!
ある程度力があれば、手締めでもしっかり締められると思います。
力の弱い方や心配な方は、小型のレンチ等を使って軽く締め付けます。
ですが、工具を使うとゴミが入ったり汚れたりするかもしれませんので、
なるべく手締めするのがいいんじゃないでしょうか。
工具を使う際は、洗浄してから使うなど衛生対策してください。
ちなみに、道具を使う場合は、締め付けすぎ注意です。
コックを取り付けたら、準備で外した蓋を元通り取り付けて完成です!
完成!
完成です!
ウイスキーを入れて飾ってみました!
コックを黒にしたので、引き締まってカッコいいです!
炭酸水メーカーとも色合いがマッチしていい感じ!
注)コックの塗装は剝がれやすいです。
洗う際には剥がれないよう注意してくださいね。
自作のメリットデメリット
作った後で何ですが、私が考える自作のメリット、デメリットについてまとめました。
メリット
- 安く手に入る(材料、道具を選べば)
- 好きな容器をドリンクサーバーにできる
- 自作の達成感で悦に浸れる(自己満足)
デメリット
- 作る時間と手間が必要
- 格安品との価格差はそこまで大きくない(格安品は¥2,000程の物も..)
- ガラスに穴をあけるリスクがある(割ってしまえば高くつくことも..)
このメリット、デメリットを考えたうえで、自作するか否かの判断をしていただけたらと思います。
まとめ
いかがでしたか?
瓶に穴をあける作業がなかなか難しい所ではありますので簡単に、とは言えませんが、、、
ご紹介したダイソーのアイテムを使えば、お洒落なガラス製ドリンクサーバーを安く自作することができます!
ダイソーアイテムに限らず、お好みの容器やコックを使って自作してみてもいいんじゃないでしょうか。
余談
今回、価格を抑えるうえでネックになったのが、コックの値段とガラス用のキリの価格でした。
お洒落なコックは単体で買おうとすると1,000円程かかります。
ガラス用のキリも、下穴用の小さなものでも、まともに使えそうなものは1,000円程します。
ダイヤモンドコアを使いたかったのですが、信用できそうなものは2,000円以上する感じでした。
(個人的な感想です)
まあ道具は、量産する場合や他の物を作る時にも利用できますので、そういう意味ではコスパ悪くないのですけどね。
より安く作りたい気持ちと、ダイソー縛りも面白いと思ってチャレンジしてみました。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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